「Google AdSense広告制限」すぐに確認できる項目と対応策まとめ

突然、当ブログで広告が表示されなくなりました。

数分思考停止しました…が!原因を徹底的に調べ特定することができました。

結論、考えられる原因は、第三者の不正クリックいわゆる「AdSense狩り」でした。

AdSenseを始めたばかりの方でSNS流入が多いサイトは特に被害に合われる方が多いようです。

事前に確認して置けば回避できたこと、広告制限された後の対応策をまとめました。

 
たくわん
自分への戒めと同じ方が少しでも減ればと思い記事にしました(_ _)

【追記】21.04.07にこの記事で紹介する方法で広告制限解除されました!
「21.3.28 – 21.4.7」 の約10日でアドセンス広告復帰ができました。

GoogleAdSense「お客様のAdSenseアカウントでの広告配信を制限しました」

突然、当ブログで広告が表示されなくなり、Google AdSenseからメールが届いていました。

メールの内容は以下の通りです。

メールの内容

お客様

先日、お客様の AdSense アカウントで無効なトラフィックが検出されました。Google ではこの事態を受け、お客様のアカウントでの広告配信を制限いたしました。
今後もお客様のサイトのトラフィックは継続的にモニタリングされ、配信制限は Google 側で自動的に見直しおよび更新されます。

この措置が取られた理由
お客様のアカウントにおいて、不正に広告収益をあげる目的と思われる無効なトラフィックが検出されました。ご存知のように、無効なトラフィックは AdSense プログラム ポリシーで固く禁止されています。
Google 広告は純粋な興味を抱いたユーザーによってクリックされるものでなければならず、他のユーザーに広告のクリックを依頼することは禁止されています。
こうした禁止事項には、サイトのサポートをユーザーに依頼する行為、広告を表示したユーザーに報酬を提供する行為、そうした行為を行う第三者に対して資金提供を約束する行為などが含まれます。
さらに、自分の広告をクリックする行為、自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボットといった不正な行為を行うソフトウェアを使用することも禁止されています。
不正と判断された行為について詳しい情報をご希望の場合も、そうした情報が Google 独自の検出システムを迂回する目的で使われる可能性があるため、無効な操作に関わった可能性があるユーザーの情報を含め、具体的なアカウント アクティビティに関する情報をサイト運営者様に提供することはできませんのでご了承ください。
なお、今後お客様のアカウントで AdSense プログラム ポリシーの違反が確認された場合、さらなる強制措置が取られるか、アカウントが永久的に無効となることがあります。

対処方法
現在のところ、お客様のアカウントへのアクセスは制限されておりませんので、アカウント単位のこの問題につきましてはポリシー センターで詳細をご確認いただけます。通常、この広告配信の制限がお客様に影響を与える期間は 30 日未満ですが、それ以上となる場合もあります。お客様の広告トラフィックが AdSense プログラム ポリシーに準拠するよう、お早めのご対応をおすすめいたします。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。

Google AdSense チーム

GoogleAdSenseにアクセスすると上部に見慣れない通知がありました。


Googleポリシーセンターからの通知内容

アカウントに関する問題

表示できる広告の数が制限されています

詳細

お客様のアカウントでの広告配信は、無効なトラフィックの問題により現在制限されています。今後もお客様のサイトのトラフィックは継続的にモニタリングされ、配信制限は Google 側で自動的に見直しおよび更新されます。詳しくは、広告配信の制限についての記事をご覧ください。

対応策

広告トラフィックとサイト訪問者を把握してください。ご自分の広告は決してクリックせず、信頼できない業者、質の悪い業者との提携を避けましょう。詳しくは、無効なトラフィックを防止する方法についての記事をご覧ください。通常、この広告配信の制限がお客様に影響を与える期間は 30 日未満ですが、それ以上となる場合もあります。

原因:無効なトラフィックの問題

配信の制限とありますが、実質配信停止です。

明確な原因を特定するにはかなり幅広い項目がありましたので可能性の高い項目のみ抜粋しました。

考えられる可能性の高い原因は主に2点です。

  • 【自己クリック】自分でサイトのアドセンス広告をクリックによるもの
  • 【通称:アドセンス狩り】第三者による短期間の頻繁なクリックによるもの

他にも可能性が考えられる原因

  • 自分がライブ広告を表示してインプレッション数を増やしている
  • 家族や知人がよかれと思ってクリックをしてくれている
  • サイト内に広告をクリックを誘導する記述を行っている
  • 自動クリックツールなどのその他の不正な行為を行うソフトウェアを使用している
実際のところ、確実な原因を突き止めることはできません。Google側も明確に教えてくれません。
可能性があると考えられる原因をつぶしていくことが適切な対処方法となります。

【自己クリック】自分でサイトのアドセンス広告をクリックによるもの

Googleは自己クリック行為に対してかなり厳しく対処しています。

Google 広告のクリックはユーザーの純粋な興味のもとで行われる必要があり、AdSense プログラム ポリシーでは、クリック数やインプレッション数を作為的に増やすいかなる行為も固く禁止されています。お客様のアカウントで無効なトラフィックが多数検出された場合、広告主様とユーザーを保護するために、アカウントを停止または無効化させていただく場合があります。お客様のトラフィックの品質を確認できない場合は、広告の配信を制限または停止することがあります。無効なクリック操作が原因で、収益の見積もり額と確定額が一致しなくなる場合があります。

引用元:無効なトラフィックの定義
URL:https://support.google.com/adsense/answer/16737?hl=ja&ref_topic=9886078

GoogleAdSenseでは広告をクリックしたユーザーの「表示時間」「スクロールページ量」まで見ています。

自己クリックもそうですが家族や知人にクリックしてもらったりする行為もばれるということです。

よかれと思ってもクリックすることは辞めておくことをおすすめします。

AdFilterを使用する(スマホ)

スマホ限定ですがAdFilterというアプリを使用すると自分の広告を非表示にしてくれます。

対応策
 自分、家族知人のクリックは絶対にしないこと。
 広告非表示ツールを活用して誤クリックを防止する

第三者による短期間の頻繁なクリックによるもの

第三者による頻繁なクリックは故意と無自覚な場合がありますが、ほとんどは故意の場合が多いです。

悪質な故意の行為はブロガーの方ならよく耳にすることもある【アドセンス狩り】と呼ばれています。

要するに、アドセンス広告を何度も表示させて広告を停止させる行為を故意に行います。

GoogleAdSenseの対応措置

疑わしい動作が見られた場合はGoogleにお知らせくださいを記述してあります。

AdSense 広告のトラフィックについての最終的な責任はサイト運営者様にあります。このため、広告のトラフィックを念入りに監視して、アカウントが AdSense ポリシーに準拠し、無効なトラフィックが発生していないことを確認する作業が不可欠です。以下のヒントを実践したうえで、疑わしい動作が見られた場合は、Google にお知らせください。

引用元:無効なトラフィックを防止する方法
URL:https://support.google.com/adsense/answer/1112983?hl=ja

不正クリックを特定して、Googleに報告する対応が適切なようです。

GoogleAnalyticsで原因の特定する方法

まず、実際に不正クリックがあるかどうかGoogleAnalyticsを使い確認していきます。

Google AdSenseとGoogleAnalyticsを連携設定させておきましょう

順番に分析方法を設定して確認していきます。

【集客】→【すべてのトラフィック】→【参照元/メディア】

【AdSense】→【クリックされたAdSense広告】

【参照元/メディア】→【セカンダリディメンション】→【市区町村】


不正クリックと考えられる異常な数値を確認

・クリックされたAdSense広告 ⇒ AdSense広告をクリックした回数
・AdSenseのページ表示回数 ⇒ ユーザーが広告をインプレッションした数
・AdSenseのCTR ⇒ クリック数と表示回数に対してのパーセンテージの割合

AdSenseのCTRが100%以下であれば特に問題はないと言うことですね。

こちら確認するとAdSenseのCTRが700%となっています。受け入れたくなかったですが確定です。

広告制限の原因はおそらくこちらの方のクリックでしょう。

Googleに第三者による不正クリックを報告する方法

レポートデータを保存

Googleに不正クリックの報告と合わせてレポートデータを送付しましょう。

【対象の不正クリックユーザーにチェック】→【グラフに表示】→【画面右上のエクスポート】 

対象のユーザーの市町村、クリック数が表示されていることを確認します。

エクスポートを選択して保存しましょう。

保存方法な特に指定はありませんが、Google Driveを使うのが互換性があって最適なのではないかと思います。

Google AdSenseへ報告

無効なクリックの連絡フォームへアクセスします。

必要な項目を記述し、レポートデータを含めて送付しましょう。

送っても返答はありません。あとはGoogleへ委ねるので待ちの状態となります。
広告の制限期間は30日未満とありますが、2週間で戻ったという方もいますし、2ヶ月停止されていたという方もおられ、安心してはできません。

今からできる今後の対応策

対応策
♣ プラグイン【AdSense Invalid Click Protector】を導入する
♣ 該当のIPアドレスをブロックする
♣ SNSの運用方法に注意する

合わせて読みたい

私は先日、アドセンス狩りに合いました。 理由は対策を一切していなかったのが原因です。 もしまだ被害に合われていない方は今回ご紹介するプラグインを入れておくことをおすすめします。 今回ご紹介するプラグインは特定の設[…]

まとめ

アドセンスの不正クリックについて、すぐ確認できる方法をまとめました。

私はアドセンスの不正クリックの対策を一切していなかったのでそれが仇となった結果だと思います…

ですが、不正クリックは防ぐことはできませんが、対策できます。

焦らず適切に対応すれば問題ありません。

また、SNSでもアドセンス狩りにあったというツイートが頻繁に見られます。

SNSからの流入でアドセンス狩りにあう頻度が高いので運用方法にはお気をつけください。

是非、同じ被害に合われた方の役に立てれば嬉しいです!

スポンサーリンク